試合結果
海外 2025年8月21日
中国 六安(Luan)①8月21日 本戦2回戦
中国 六安
Small Ball Training Base
海外 2025年8月19日
中国 六安(Luan)①8月19日 本戦1回戦
中国 六安
Small Ball Training Base
7-5 7-5 2h20m
みなさん、こんばんは。西村佳世です。初の中国遠征で初戦は、初対戦の小関みちかさんでした。3初です。
小関さんの速くて低いフラットの球に対応できず、0-3スタート。
「これじゃ敵わない」と、落ち着いて一球一球判断を早くすることを意識し、なんとか5-3になりました。たまたまゲームを取れましたが、各ゲームはみんな拮抗して必死でした。
しかし、リードされていても大事なポイントでも変わらず攻撃してくる小関さんに主導権を握られ5-5と苦しい展開になりました。
苦し紛れの返球は小関さんに打ち込まれるので、ディフェンスをする時に少しでも質の良い球で返球することを意識するようにして、なんとか逃げ切りました。
第2セットは、その調子が続いて3-0好スタートをきれましたが、サーブの精度が落ちて3本連続ダブルフォルト。リターンの精度も釣られて落ちてしまい、少しずつ感情の制御が不能になり一気に4-5と逆転です。
チェンジエンド、ベンチで「自分のやるべきことに集中するぞ!できるぞ!」と言い聞かせてコートに。なんとかセカンドセットを取りきることができました。
タイ遠征から今日と計4試合で5-2や4-1とリードしているところから逆転されていて、うまくいかないことが続いた時に感情に流されず、勝つために何をするべきかということを冷静に判断できるようになることが私のメンタル面での課題です。
直近の6大会中5大会で2回戦負け。その相手選手がことごとくその大会優勝・・・。
私にとって悪夢の2回戦ですが、なんとか明日(木曜日)の2回戦を突破すべく練習と座禅で今日を過ごしています。
海外 2025年7月30日
タイ W35 Nakhon Pathom 本選1回戦(7月30日)
タイ
Nakhon Pathom
本選1回戦 西村佳世7-5 4-6 2-6 P Kovapitukted選手 2h59m
【応援団】今日の対戦者は、タイ人でプロゾーン(一昨年に世界ランキング470位)の P Kovapitukted 選手でした。
試合はリアル中継を観ることができる1番コートでしたので、WEB会議をしながらパソコン横にスマホを置いて観戦していました。(^^)
第1セット、好調な滑り出しで4-1、そこからまくられたものの、なんとか7-5でゲット。
残念ながら第2セット3-1でWEB会議の出番がきてしまい、約1時間後に観た時はファイナルセット。
西村選手、かなり良いショットをするのですが、相手選手は俊足で食らい付きます。
西村選手の方が左右に振り回し、相手選手が疲れ気味に見えたので「こりゃイケる!」と思ったのですが、いつまで経ってもへばらず、必死に返球するのですが苦し紛れとは思えないショットも!
また、相手選手はかなり高さのあるロブを多用しだして、これに西村選手が対応しきれていないこともあり、残念ながら攻めている割には得点に結びつかず2-6で落しました。
ITFサイトのデータによると、西村選手ブレークポイント14回のうち3回しか取れてなく、相手選手は6回のうち5回取れてます。このあたりが今後の課題なのかもしれませんね。(ド素人の戯言です)
Facebookを登録している方は、こちらで試合を観れます。
https://www.facebook.com/share/v/157omGEUi2/?mibextid=wwXIfr
西村選手からのコメントは、ブログに掲載されると思います。
今日の深夜1時15分発の便で帰国するとか。
海外 2025年7月28日
タイ W35 Nakhon Pathom 予選2回戦(7月28日)
タイ
Nakhon Pathom
予選2回戦 西村佳世4-6 7-5 10-7 川岸七菜選手 2h28m
【応援団】W35(賞金総額3万5千ドル)大会予選2回戦の相手は、一昨年に島津全日本室内テニス選手権準々決勝で対戦した川岸さんでした。
後援会3名(たぶん)が、リアルタイムで得点推移が見れるITFサイトで観戦していました。(1人は仕事そっちのけフル観戦、1人は運転中の信号停止でチラ見、1人は約20分に1回のチラ見)
第1セット3-3までシーソーゲーム。7ゲーム目で佳世選手がブレイクされましたが、続く8ゲーム目で川岸選手のサーブをブレイクし4-4。
山場は次の9ゲーム目でした。デュースから4回のアドバンテージを取りきれず、5回目に川岸選手が初めて取ったアドバンテージをモノにして4-5。そして川岸選手のキープで4-6でした。
今日のカキコミ者は運転中でしたが、このデュース我慢比べの間は思わず路肩停車をして祈るようにスマホ画面を見ていました・・・。
第2セットは、1ゲーム目デュースを3回目のアドバンテージで取ってから順調に4-0とリードを広げたものの、4ゲーム連取をされて4-4。
第9ゲームをストレートで取り5-4となりましたが気が抜けません。結果、5-5からどうにか2ゲーム取れてセットカウント1-1。
第3セットは、10点先取制です。
試合時間は2時間を超えていて、暑い最中でテニス技量だけではなく体力、気力の戦いだろうと観ていました。アポイント18分前だったので駐車場に停めて・・・。
「ヤバい!そろそろ行かなきゃ」の時が8-6。行けません・・・。その後9-6、9-7で10-7試合終了。アポ4分前のダッシュでした。
以下、佳世選手の試合後記です。
第1セット中盤から攻めの川岸さんに対して決め球が打てないので、とにかく拾って相手のミス待ちでした。でも、これは作戦ではなく追い詰められたからです。
第2セットは、川岸さんは一貫して攻めのテニスでしたが、やや精度が落ちたおかげで4ー0スタートしたものの、途中から追い上げられ5ー5。
追い付かれた側の方は焦りがちですが、"今"できることを精一杯にと無理やり気持ちをコントロールしてなんとか7ー5で逃げ切りました。
ファイナルも同じ気持ちで挑み、勝つことはできましたが、たまたま感いっぱいで、それよりも気が抜けて倒れそうになりました。
終始攻めのテニスを貫く川岸さん。逃げロブとかをしてしまったので見習わないと、と反省しています。
海外 2025年7月27日
タイ W35 Nakhon Pathom 予選1回戦(7月27日)
タイ
Nakhon Pathom
予選1回戦 西村佳世6-1 6-3 Amittalai Prasutnawin 0h58m
【応援団】今週はW35(賞金総額3万5千ドル)大会です。西村選手にとってタイ3週目、最後の試合になります。
予選1回戦の相手は、17歳の Amittalai Prasutnawin (タイ)選手で、西村選手が島津全日本室内テニス選手権で優勝したときの年齢です。
試合が始まっていることを知らずリアルタイムで見損ねましたが、応援団愛用サイト( 注1)で確認したところ、全体的に安定していて特にファーストサーブよりもセカンドサーブでの得点率が20%ほど高い92.9%を見て驚きました。Wファーストサーブした? 全く跳ねないサーブを会得した? セカンドサーブではなく、その後のラリーで競った?
相手選手も不思議とファーストサーブ得点率48.1%に対してセカンドサーブ71.4%でした。
注1)https://www.itftennis.com/en/world-tennis-tour-live/
以下、西村選手からお父さん宛ライン抜粋です。
サーブが速く、私の17歳の時では考えられない淡々とした試合運び。私がリードをしていても冷静に一定のペースを保ってた。1年後とかに再会するのが楽しみ。
写真は、オフ日に蓮池に行きドローンで撮影したものです。
海外 2025年7月24日
タイ W15 Nakhon Pathom 本戦2回戦(7月24日)
タイ
Nakhon Pathom
2回戦 西村佳世6-7 5-7 瀬間詠里花選手 2h42m
こんばんは。後援会の方にブログで先を越されました。
今日の対戦相手はすでにグランドスラム出場経験のあるテニス界の大先輩、瀬間詠里花さんでした。
勝敗はともかく、自分が目指す攻撃的なテニスを最後までやり遂げることを目標にコートに入りました。
2セット共に5-2とリードしましたが、毎ポイント全力集中で粘り強くプレーする瀬間さんの迫力に圧倒され、連続ポイントを取られたりして、どちらも逆転されてしまいました。
数字だけ見ると、2セットとも5-2から!?と驚かれるかもしれませんが、今までなら相手のポイントになるとミスを待つスタイルだったのが、今日は最後まで攻撃的なプレーをするという目標を達成できました。
結果、負けてしまいましたが、仮に昨日までみたいに相手のミスを待つプレースタイルで負けていたら凹んでいました。全力を出し切ることができ、そして今までは勇気が出なくてできなかった自分の目指すテニスをすることができて、逆に自信につながりました。
試合後、瀬間さんに2-5から瀬間さん目線でどんな試合の流れだったかお聞きすると、アドバイスを交えて快く答えてくださいました。ありがとうございました!
海外 2025年7月17日
タイ W15 Nakhon Pathom 本戦2回戦(7月17日)
タイ
Nakhon Pathom
2回戦 西村佳世2-6 3-6 P.Cheapchandej
【後援会】今日の対戦者は、第3シードのタイ人選手でした。
得点推移を試合後に見ましたが、第1セット初めの2ゲーム、いずれもデュースから取られての0-2スタート。出鼻をくじかれた感じですね。
試合を下記から観ることができます。
https://www.facebook.com/ltatasiantenniscentre/videos/ws-r16-patcharin-cheapchandej-tha-3-vs-kayo-nishimura-jpn/23999373173059496/?mibextid=wwXIfr&rdid=ukPglyrop1PsJVdk
以下、西村佳世選手の試合ノートから抜粋です。
昨日の1回戦後に「積極的プレーで臨む」と決めていたが、ステップインに踏み切れず僅かコンマ数秒の差で決めきれなかった。自分がミスが多いのに比べて相手はミスが少なく、どうやって点を取るか?悩んだ。
第2セットは、イージーミスをしないことを意識して3-3まで持ちこたえたが、相手が速攻リターンに変えてきたことに対してサーブで優位に立てなかった。
体が上下動してしまい安定感がなくなっていた対処もできないまま試合が終わった。
国内 2025年6月26日
大東建託オープン札幌大会②
札幌
平岸庭球場
2回戦 西村佳世1-6 1-6吉本菜月
1回戦の山口さんも、今日2回戦の吉本さんも共にインカレ優勝者です。吉本さんとは先週も2回戦で当たり撃沈されました。(TT)もちろん、吉本さんとまたまた同じブロックと分かったその日から、あの強烈なフォアを打たれないコースを練習しましたが・・・。
結果、1週間やそこらで身に付くレベルで対策できる相手ではありませんでした。
ロブでつないだり、バックで吉本さんのバックサイドを狙うのですが、少しでも浅いと回り込まれて瞬殺!そんな時、私は正に「微動だにせず」です。動けません。走って届く距離、スピードではありません。(TT)
試合に負けましたが、フォアハンドの正確さ、強烈さでは今日の吉本さんが、私にとって今までの全ての対戦者の中で最強かも?です。
どうしたらあんなフォアが打てるのか?明日からの練習の課題をいただきました。身体能力の違いなどであんなフォアが打てないとしても、深いかワイドにバックサイドへ打てるコントロールを身に付けることを意識して改善していきます。
とても貴重な試合でした。吉本さん、応援くださった皆様、本当にありがとうございました。
国内 2025年6月19日
大東建託オープン札幌大会①
札幌
平岸庭球場
2回戦 西村佳世4-6 3-6吉本菜月
1回戦の沢代さんはU17日本代表、2回戦の吉本さんは学生王者。不思議とビビりはしないで、練習の成果がどこまで発揮できる?どれくらい通じる?と、どこかワクワクしていました。自分のテニスをするのみ!です。吉本さんのフォアは伸びてくるのと、ストレート、クロスを自在に打ち分けられるので、リターンで優位に立つことと守りながらでも隙があれば攻撃に転じようとしましたが、ファーストサーブが入らずセカンドを打ち込まれて劣勢状況からの展開が多かったです。
右足の軽い痛みが気になって蹴りでボールに力を伝えきれず浅い球になると、すかさず強烈なフォアを打ち込まれ、やっとラリーで主導権を握ってもサイド狙い過ぎで決め球をアウト。それだけ追い込まれたということです。
コンディションや技術面が少しくらい上手くいかなくても、気合いで乗り切れたジュニア時代と違い、今はちょっとした不調が負けに直結する世界にいると実感しています。身体の小ささや筋肉の硬さが故障やちょっとした痛みの要因になることは仕方ないとしても、それを補う技術、庇う動き方を身に付けることを意識して明日からの練習をします!
国内 2025年6月7日
大東建託オープン 大阪大会
大阪
靭公園
準決勝 西村佳世 2-6 5-7 今村咲
悩まされた腰痛もなく久しぶりに試合に出場でき、それだけでも嬉しかったです。今村さんは、私が6年間お世話になった古賀コーチ、中村藍子コーチのアカデミー所属の憧れの選手です。
試合中はとにかく当たって砕けようと必死が空回り。
第一セットは打ち合っても最後は打ち負け。
打ち合いを楽しんでしまっている自分に気付き、第二セットは緩急を付けたり工夫をしましたが、私の球が甘いか遅いかで回り込まれて得意のフォアで決められ出して焦る心を落ち着かせる間もなく5-3から4ゲーム連取されて負けました。
試合中は思うように打てない自分に腹を立てた場面もありますが、試合後に冷静に考えると、私が思うように打てるような球を今村さんが打ってこなかったんだなと納得。
いろいろと勉強でき、次の課題をいっぱい見つけることができた貴重な一戦でした。
https://tennismagazine.jp/article/detail/31349?page=1
国内 2025年5月14日
大東建託オープン 富山大会
富山
常願寺川公園テニスコート
棄権
目の回復も順調で、前日の現地練習もかなりの時間をかけてアップをしたそうですが、前日に腰の激痛があり、「一晩静養して様子を見る、朝には治まってるかも」と連絡がありました。そして今日の10時20分頃、商談直前の父親の携帯電話に「ここ数年、治まっていたし、やっと本調子で試合に出れる今日、なんで?」と号泣しながらの棄権報告があったとのこと。
試合観戦にわざわざ駆けつけてくださったサポーターの方が数名おられたそうですが、痛々しくて声が掛けられなかったとのお声も届いています。
本人も残念であることと、応援くださっている皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、明日スポーツ医学の専門医の診察を受けて少しでも早く回復するよう努力するとのことです。
国内 2025.4.21~4.27
安藤証券オープン東京
東京
有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート
西村佳世 × 6-7 0-6 ○ 本玉真唯
ワイカで出場させていただき、1回戦はグランドスラムでご活躍の本玉選手。自分のドロー運の悪さと、憧れの上位選手と対戦できる嬉しさの入り交じった気持ちでした。
でも、試合中は勝ち負けにこだわらず改良中の打ち方に徹することができました。
ジュニア時代はスタミナ選手と言われたこともありますが、5-4くらいで息が上がり足は攣りかけ。
故障以外で1セットもたなかったのは人生初めてです。
とても良い経験をさせていただき、また、フィジカルトレーニングの大切さを実感した試合でした。
6-4 7-5 2h06m
みなさん、こんばんは。西村佳世です。中国遠征第1週目の本戦2回戦。どうにかこの"魔の2回戦"を突破できました。
今日の対戦相手は、スタッフの方のブログ通りWTAランキング最高203位のYA YI Yang選手でした。
Yang選手が速いフラットサーブとバックのストレート、フォアの重たい球を打ってくるのに対して、自分の反応速度を上げることができず、全体的にいつもよりスローペースでプレーをしてしまいました。
もちろん相手のアタックが速くリズムを掴みにくかったのもありますが、超格上選手との試合では吹っ切れて伸び伸び積極的にプレーできることが多いのですが、Yang選手のハードヒットをかわすため安全にプレーしてしまいました。
勝つことはできましたが、今後につながるテニスではなかったと帯同の森田コーチにキツく注意を受けました。自分でもそう思い反省しています。
ただ、終始リードされて自分の目指すテニスができない中、耐えて耐えて明日に繋げることができたことは救いです。
明日は第2シードで300位台の選手。今日できなかった修得中の技をビビることなく打てるよう心掛けます!
待ってるだけじゃ勝てない試合もありますから😁
by 東京MER 喜多見先生