試合結果

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国内 2025年9月24日(水)

三菱電機ビルソリューションズ全日本テニス選手権100th 予選1回戦(9月24日)

群馬県 清水善造メモリアルテニスコート

6ー2 6⁵ー7 10-2 

こんばんは。西村佳世です。
予選1回戦の対戦者は、なんと小学校の頃から仲の良い元ダブルスペアのほーちゃんでした。
お互い、ユニクロ全日本ジュニア選手権の優勝をし、同じ年でプロ転向をした最強のライバルの1人と、まさかの予選1回戦対決。

仲が良いから緊張感に欠ける?仲が良いからこそ負けられないという気持ちでカチカチになる? 久しぶりの、それもこんな大きな大会でほーちゃんと対戦することになって考えることはいろいろとありましたが、「コートでは単なる対戦者だ。いつも通り練習通りプレーしよう」と試合に入りました。

1stセットと2ndセット5-2までは、スライスやスピンサーブなど変化を付けてくるほーちゃんのプレーに対して、落ち着いて返球することができました。
ところが、ここにきて前までの課題であった緊張した場面でも練習と同じようにプレーをするということができなくなり、腰が引けて球が飛ばなくなり、先に展開されるようになりました。
で、まさかの5ゲーム連続取られてあえなく2ndセットダウン。
ここ最近はそういった精神的ダメプレーが無くなってきていたので、とても残念です。反省です。

ファイナルは、ベンチで気持ちを整えいつも通りのプレーをすることができました。
セットの合間に、それまでの好調を維持できるか、不調を好転できるか、短時間で身体を休めながら精神を安定させるコツを掴もうとしています。
明日は、もっと思いっきったプレーで試合を楽しみます!
海外 2025年9月6日

中国 六安(Luan)③9月6日 本戦準決勝

中国 六安 Small Ball Training Base

1ー6 4ー6 1h18m

こんばんは。西村佳世です。
今日は、中国第3週目最後の本戦準決勝で、対戦者はロシアのMaria Kalyakina 選手でした。

Maria Kalyakina 選手を一言でいうと、シンプルに「上手い」でした。

サーブは180k近くありましたし、球際も強かったです。
そして何より、「不意をつく」ショットの連続で、一球一球選択してプレーしているのが分かりました。

私が良いショットを打っても、次の球でそこだけは打たれたら取れないという場所を理解して正確に狙われ、敵ながらあっぱれでした。

競ってくると少し乱れてくれますが、その展開にするまでに私がスロースタートで一気に離されてしまうので、なかなかプレッシャーを与えられなかったです。

最初からギアを上げるという今大会の課題がもろに影響しました😐

3週間の遠征の振り返りはブログに載せるので、是非ご覧ください👀
海外 2025年9月5日

中国 六安(Luan)③9月5日 本戦準々決勝

中国 六安 Small Ball Training Base

6ー1 2ー0 リタイア 1h00m

こんばんは。西村佳世です。
今日は、中国第3週目最後の本戦3回戦(準々決勝)で、対戦者は中国のJalen Cai 選手でした。第1シードに勝ってるのでドキドキしながらも対戦を楽しみにしていました。

今日は、序盤で戦闘モードになり切れないことを反省し、出だしから意識的に集中し毎球、攻守を選択しながらプレーすることができました。
プレーの内容は今週で1番の出来でした。

1stセット、ゲーム4-0の時におそらくJalen Cai 選手は熱中症で、薬を飲むから待っててねと審判に言われました。英語が分からないのでおそらくです(笑)

その後、5ー1でJalen Cai 選手が吹っ切れてパワープレーをしてきたのに対して、打ち合いで引かないことを意識して6ー1で逃げきれました。

2ndセット2ー0でJalen Cai 選手がリタイアしました。
試合後は指が震えていてフィジオを呼んでいたので、熱中症で続行不可能になったのだと思います。

準決勝に進める嬉しさはありますが、同じ年頃とは思えない迫力ある球の彼女と、最後まで戦い抜きたかった気持ちもあります。負けてたとしても💦

全く英語ができない私ですが、試合後に「Please take care of yourself」と伝えることができ、少しは小中高の英語授業が役になったなあと嬉しくなりました😁

明日もやるべき事は変わりませんが、集中すべきときに全集中してギアアップができるように意識して臨みます!
海外 2025年9月4日

中国 六安(Luan)③9月4日 本戦2回戦

中国 六安 Small Ball Training Base

0ー6 6ー0 7ー5 1h59m

こんばんは。西村佳世です。
今日は、中国第3週目最後の本戦2回戦で、対戦者はベラルーシのPolina Kuharenko選手でした。
17歳でWTAでの試合は出始めたばかりのようですが、1回戦でシード8の日本人選手を破っての2回戦進出で気が抜けませんでした。(背も高いし)

1stセットは2週間の疲れと、シンスプリントの痛みから集中しきれず0ー3になり、2ndセットで頑張るために体力を残す+どんどんトライして速攻打ちしてたら、なんと0-6。我ながらびっくりするほどあっさりさっぱりやっぱりな落とし方でした。

2ndセットは気合を入れて、最初のゲームを取らないと流れが変わらないと思ったので、とにかく最初のゲームを取ろうと粘り強くプレー。
2ー0辺りから流れが変わり始め、1stセットでは自滅が多かったのに比べて、2ndセットでは粘り強くプレーしながら攻めることができ6ー0。

やればできるじゃん!とファイナルセットもその勢いのまま3ー1になりましたが、そこから3ゲーム連続デュースをものにできず流れが変わり3ー5。実に4ゲーム連取されました。

心のどこかで1stを0ー6で取られても、3ー5になっても私なら巻き返せるという根拠のない謎の自信があり、逆にそれが甘さになってピンチになるまで集中しきれない状態に陥ってました。

コーチ曰く、試合疲れで集中力とモチベーション、勝つことへの執着が極端に弱くなることはあるそうで、でもそれを乗り越えるのかプロと思うのですが、早く楽になりたい、負けたら帰国して愛猫ジョコに会えると、プロ失格なことを一瞬でも考えた自分が恥ずかしいと思いました。🐱
そう思うと吹っ切れて、質の高いラリーをしながら攻撃的なプレーができ、7ー5で勝つことができました。

明日は、こんな自分の甘さと向き合って、克服できるよう頑張ります。
海外 2025年9月3日

中国 六安(Luan)③9月3日 本戦1回戦

中国 六安 Small Ball Training Base

6ー2 2ー6 6ー4 2h23m

こんばんは。西村佳世です。
今日は、中国第3週目最後の本戦1回戦で、対戦者は中国のDuanrui Gao選手でした。

先週の準決勝でリタイアした原因のシンスプリントは痛みがまだ引いていませんが、試合をやめるほどではなかったです。

ただ、今日はとにかくフォアが入らなかったです。
タイミングが合わず、リターンミスを連発し、セカンドセットはあっという間に取られました。

ファイナルセットもボールが飛ばずフォアが入らずの二重苦で3ー4の0-40に。なんとか40-40に追い付き、そこから6回のアゲインの後、どうにか取れてゲームカウント4ー4にできました。

その間もずっと試行錯誤をしたものの、フォアの調子がどうしても戻らないので正直諦めかけましたが、最後まで頑張ることだけは忘れずに一球一球に集中し、なんとか勝てました。負けてもおかしくないギリギリの試合でした。

試合後、コーチから腰の痛みも影響あるのか、重心が浮いてしまっているため球が飛ばないのと、とにかく動きが遅いと言われました😅

なんとか明日に繋げることができましたので、今日の試合が思うように打てなかったことは忘れて、とにかく頑張ります。
海外 2025年8月30日

中国 六安(Luan)②8月30日 本戦準決勝

中国 六安 Small Ball Training Base

6④ー7⑦ 1h31m リタイア

こんばんは。西村佳世です。
今日は、中国第2周目の本戦準決勝で、対戦者は中国のMeng Yi Chen選手(22歳)でした。

父から「2回戦、3回戦とも相手選手リタイアが偶然じゃなければ体力差か酷暑に強いとか何かあるかも」と言われていましたが・・・。

Chen選手は、今日まで対戦してきた選手と違ってサーブが速いとかパワーがあるというわけではなく、小柄でミスが少なく粘り気のあるラリーに持ちこむタイプで、中国に来て初めて対戦するプレースタイルの選手でした。なんか苦手なタイプだなぁと思ってたら私に似てました。

最初は、アンフォーストエラーが一球もなく、質の高い球で深く打つのにミスをしない相手に少し焦りがでてどんどん攻撃したのに1ポイントも取れずに0ー2。
1ー3からは積極的に攻撃した結果、少しアウトになっていた球が入り出し、Chen選手に焦りが見え少しずつミスが増えて4ー3。

5ー3にできるチャンスがありましたが、長いデュースを取りきることができず4ー4。
このゲームから左脛が歩く度に振動で痛みが出てきました。

そこから攻撃的に良いプレーができセットを取れそうな流れもきていましたが、粘り強い相手との長いラリーで取りきれず僅差でファーストを落としブレークへ。

そこで脛を軽く触ってみると激痛で、以前シンスプリントになった時と同じ症状が出ていました。

コーチと相談して、仮に1セット取れてファイナルで勝てたとしても明日と来週プレーはほぼ不可能な状態になるし、8試合連続で2時間半越えの試合をしていたので、残り最長2セットをそもそも戦える身体の状態ではないと判断して、リタイアしました。

今はとにかく来週戦う為に、アイシングやケアをしています。プレー自体は悪く無いので、また来週戦えるよう、身体の準備をしっかりしていきます!

それにしても、私を含めて3人連続リタイアさせるChen選手って・・・。
海外 2025年8月29日

中国 六安(Luan)②8月29日 本戦3回戦

中国 六安 Small Ball Training Base

6ー3 7⑦ー6⑤ 2h28m

こんばんは。西村佳世です。
中国2週目の3回戦でした。

今日の対戦者はベラルーシのJana Kolodynska 選手(22歳)です。ジュニア時代にフレンチオープンに出場し、2年前にWTA212位。グランドスラム出場枠に届くレベルまでいった超格上選手です。
先週も今週も、グランドスラムが見えるところまで行った凄い選手と何人も対戦できドキドキしますが嬉しいです。

はじめKolodynska 選手には、私のセカンドサーブに極端な緩急を付けたリターンをされて翻弄されました。

1stセットはいつもと違って最初からギアを上げてプレーできたのと、緩急に対して無理せずジワジワと攻めることができました。また、Kolodynska 選手のファーストサーブが不調、私が好調で6ー3。

2ndセットはKolodynska 選手が落ち着いて雑なプレーが減ったのと、バックサイドのセカンドサーブを跳ねるスピンサーブで打たれた時に、どこに返球するか迷いが出て、前に入って打つとタイミングが合わなかったり、真ん中にしか返せず、下がって返球すると相手に時間ができるため先に主導権を握られてしまい、一気に1ー3。
今後の新しい課題がまた見つかりました。

ここからは、Kolodynska 選手のペースが少し落ちたため、また流れが私にきて5ー3。

ここから試合終了までマッチポイント8本ありました。Kolodynska 選手のプレーが良くリターンエースを決められたりもありましたが、私が守りに入ってしまい、マッチポイントを何本も逃しました。

積極的攻撃を決意していたのですが、連日の激戦のため身体が限界でファイナルセットに入ったらもたない、、、というちょっとした弱気がプレーに出てしまいました。

という感じの中、タイブレーク1ー3スタートから、なんとか取り切れて明日のSFに繋げることができ、ほっとしています!

気持ちが前向き、弱気とほんの少しの変化でプレーに影響することが分かりました。これまでの試合でも私がリードしていたりポイントの時、さらに強打やギリギリのコースを狙う選手に巻き返されて苦しみましたが、そんな強いメンタル選手が多い今大会は、とてもいい経験になっています。
海外 2025年8月28日

中国 六安(Luan)②8月28日 本戦2回戦

中国 六安 Small Ball Training Base

7⑦ー6② 6ー3 2h17m

こんばんは。西村佳世です。
中国2週目の本戦2回戦です。

今日の対戦者は、中国のYiming Dang 選手(20歳)でした。タイと中国に遠征して思ったのは、WTAランキングが当てにならないということです。数週間の試合遠征はチュニジアとタイ、そして今回の中国ですが、これらの会場はほぼ毎週休みなく公式戦が開催されます。

ある選手によると、地元でほぼ毎週公式戦が開催され、ベスト4・8入りをしながら月1回くらい準優勝か優勝をすれば月収50~80万円くらいになるとか。しかも私たちのように飛行機代やホテル代など遠征費もコーチ代もいりません。ポイントを稼いでグランドスラムを目指すより知り尽くした地元コートで勝つことを目標としている選手が一定数いて、これらの人はランキングは低くても実力があって、世界ランキング200番台の人を倒すことも珍しくないとか。

こんなことを書いたのは、今日のYiming Dang 選手が私にとって先週の対戦者の皆様よりもある意味で最強だったからです。昨夜検索したら、WTAランキング1000以上、最高で昨年の719位とあって「互角で戦える相手」なんて思ってましたが、試合が始まってすぐに気づきました。只者じゃないって。

Yiming Dang 選手は身長が180くらいあり、高い打点から振り下ろされるサーブとフォアを武器にしている選手でした。

1stセットは最近スロースターターな私ですが、案の定1ー5スタートで諦めて2セット目頑張ろうと思い吹っ切れると逆に力が抜けてリターンエース連発、私のサーブではYiming Dang 選手がリターンをミスをしてくれ、あっという間に4ー5に。

そこで、Yiming Dang 選手は競った場面や緊張した場面でバックが不安定になることに気づき、サーブも良い時と悪い時の波が激しく、リターンも攻めてミスすることが多かったので、困ったら徹底的にバックを狙うようにして奇跡の逆転をしました。

2ndセットは相手サーブで40ー15とかリードすることが多かったのですが、その度に強烈なサーブからの3球目フォアで攻撃がまっていて何度も流れを持っていかれそうになりました。それで落としてしまうゲームもありましたが自分のサーブをなんとか耐えて我慢強くプレーすることができ逃げ切りました。

中国ですでに7戦を終えましたが、今までの課題だった試合の雰囲気作り、逃げずに積極的に攻め続ける精神面が強くなったと思います。

疲労や痛い場所がありますが、明日も勝ちをもぎ取れるよう、滝に打たれて精神鍛錬をします。(シャワーですが)
海外 2025年8月27日

中国 六安(Luan)②8月27日 本戦1回戦

中国 六安 Small Ball Training Base

2ー6 6ー3 6ー4 2h46m

こんばんは。西村佳世です。
中国2週目のスタートをしました。

今日の対戦者は、カザフスタンのAruzhan Sagandykova 選手で、ネットで見ると2022年に全米オープンジュニアに出場してました。私がジュニア選手権から大人の試合に軸足を移した頃ですが、その年の日本人出場者は齋藤咲良さん、石井さやかさん、木下晴結さんの3人。日本女子のトップレベルです。💦
試合前に見なきゃ良かった・・・です。

Sagandykova選手はサーブが速く、フォアバック共に攻撃的でした。

1セット目は、3日前の準決勝まで5日間戦った疲れが抜けてなく、お尻と腰と肩に痛みで試合に集中できず、相手の気迫にも押されてあっという間に取られました。
プロとして、そこまで疲労蓄積をし、2日間で回復しない不完全な身体をどうにかしなきゃです。

腰を庇う変な走り方だったようで、セット間休憩でリタイアを勧められましたが、もう少しやってみようと2セット目に臨みました。
とにかく足動いて〜と自分で自分に心の中で絶叫し、気合いで取り返しました。

3セット目は 、いつもより少し後ろに構えてリターンしてみると、それまでと違ってSagandykova選手の速いサーブに反応できるようになりました。

40ー0でブレイクチャンスがきましたが、その局面でもSagandykova選手のプレーは安定していて、それに焦ってしまったのと、デュースからはサーブで押されてリターンが甘くなり3球目で攻撃され取りきれずでした。

そのまま2ー2までお互いキープしていましたが、2-3私のサーブでSagandykova選手が少しギアを上げてきてリターンから先に主導権を握られて2-4に。

その勢いのまま、次ゲームではなんと‼️サービスエースを3本連続で決められ0-40。
もう負けるかなと思いましたが、開き直って2ポイントを攻撃的にプレーしてみると30-40になり、ミスせず大事にプレーして40-40に。
そこで、Sagandykova選手も緊張していたのか2本連続ダブルフォルトで3ー4に。

奇跡でした‼️でも、その流れを切らさないようにと一気にギアを上げて6ー4で逃げ切りました。

2ー4からの第7ゲームを逆転できたことが全てです。
公式戦で3連続サービスエース。
あんなサーブが欲しいです。

プロとして情けないですが、一時はもうダメかと思ってしまった試合。なんとか明日に繋げることができたので反省しつつ素直に嬉しいです。

中国3試合では、相手選手の球が甘くなれば前に出て、ドライブボレーやスマッシュで積極的に攻めるという課題はしっかりできていて、高確率で点数を取れるようになってきています。

それができてなければ、先週の結果も今日の勝ちもなかったです。

体の痛みは、筋肉がカチカチに固まっているからでマッサージを受けましたが、マッサージ師のおじさんに中国語なのでわかりませんが、たぶん「なんじゃこりゃ〜⁉️」的に驚かれたほどカチカチでした。

明日もカチカチならぬ勝ち勝ちしたいです。
海外 2025年8月24日

中国 六安(Luan)①8月24日 本戦決勝

中国 六安 Small Ball Training Base

6ー3 6⑧ー7⑩ 1ー6 2h33m

今日の対戦者はシード⑤、(国旗がないからたぶん)ロシアのKristiana Sidorova選手でした。

1stセットはSidorova選手のサーブが速く、タイミングが合わずにリターンミスをしたり、リターンが浅くなり次のボールで叩かれて、なかなかブレイクすることができませんでした。

でも、サービスゲームではファーストサーブからいつもより強くコースを狙ったり、リターンで打たれても次の構えを早くして反応でき、お互いキープキープ。なんとか相手のサービスゲームを一回ブレイクして 1セット目を奪取。

2ndセットは1ー1でブレイクに成功し、そのまま自分のサービスゲームをキープして3ー1、4ー2へ。でも4ー3で初めて自分のサービスゲームをキープできず4ー5逆転。

スコアを見ると4ー2から3連取された?と思うかもしれませんが、トータル2回しかブレイクできていない相手サーブで4ー2と4ー4のゲームは取りきれずなので、まくられてもおかしくはない状況でした。

4ー5のサービスゲームはキープでき、相手も少し焦りが見えて6ー5ブレイク。

ここでキープできず、タイブレークですが、30.42.53と終始リードしてマッチポイントも2回ありましたが、取りきることができませんでした。😱

決して弱気でプレーしてまくられたわけではなく、お互い攻撃的な良いテニスで結果的にサーブからフォアで先に主導権を握られてセットを落としてしまいました。

ファイナルセットでは連日3時間越えの試合をしていたのと、相手に攻撃されるポイントが多く沢山走らされたので、完全に体力切れでした。
スタミナ、フィジカルは私の重要な課題です。

チャンスがあっただけに悔しいですが、やりきったので後悔はありません。

2ndセットで終始リードされていたにも関わらず、気持ちが折れずに戦ったSidorova選手の精神面は同い年ですが見習いたいです。

前回大会の優勝、準優勝者や第2シードなどタフな試合を勝てたことは自信になりましたし、対戦者の皆さんに教えていただいたこともあり感謝しています。

これで初めての中国遠征1回目の大会が終わりました。
明日オフで身体を休めて、明後日からの第2週目の大会に気持ちを切り替えます。

応援してくださった方々、本当にありがとうございました🙇‍♀️
海外 2025年8月23日

中国 六安(Luan)①8月23日 本戦準決勝

中国 六安 Small Ball Training Base

5ー7 6ー2 6ー1 2h32m

今日の対戦相手は先週優勝者の韓国Boyoung Jeong選手でした。

フォアの強打を武器にしている選手で、ファーストセットは腰が引けて打ってしまうことが多々あり、重要なポイントで大事にプレーしすぎて、相手次第になってしまいました。

セカンドセットからは、「目指しているのはこんなテニスじゃない。我慢強くプレーして、隙があれば展開し思い切って打ち込み主導権を握る。そんなテニスだったはず」と思い直しました。そういったプレーを心掛けると、動きや反応の速度が上がっていることを実感できました。
もしかして、これがギアアップ?

ファイナルセットは6ー1とスコアを見ると一方的な展開のように見えますが、どのポイントも気を抜けず精神的にきつい場面が多かったです。今までなら弱気になっていたところで、今日は勝っても負けても悔いの残らない攻撃的なプレーをしようと言い聞かせて、納得のいくプレーができました。

明日は決勝。
去年優勝してから1年。苦しい時期が続いていたので、余計に勝ちたい気持ちは強いですが、勝っても負けても悔いのないプレーをしてやりきった〜と笑って締め括れるように戦います。

待ってるだけじゃ笑って終われない試合ってのもありますから。
  神戸MER 西村(見習い)医師
海外 2025年8月22日

中国 六安(Luan)①8月22日 本戦3回戦

中国 六安 Small Ball Training Base

3ー6 6ー4 6ー4 3h13m

今日の対戦相手は第2シードのya yi yang選手でした。

ベースの球が安定していてフォアはクロス、ストレート共に正確に打ち分けてくる選手で、ファーストセットはyang選手の安定したプレーから余裕がなくなってしまって自分のサーブとリターンが安定せず、ダブルフォルトとリターンミスを連発してしまいました。

ただ打ち合いはほとんど互角にできていたので、もっと積極的にプレーしようと第2セットで気持ちを切り替えると、リターンから攻撃できるポイントが増え、yang選手の余裕が無くなってきているのを感じました。粘り強くプレーしながら隙があれば全力で攻撃するプレーを貫きなんとか2セット目を奪取。

ファイナルセットはヒートルールで10分間の休憩を挟んで始まりました。
暑さで頭が朦朧としながらも、お互い 1ポイントも譲らないという雰囲気の中、なんとか5ー2になりましたが、40-15というWマッチポイントから相手のフォアが炸裂しデュースに。さらにアドバンテージも取りきることができず、次のゲームも落としてしまい5-4に。

最後の10ゲーム目は、交互に点を取り合う一進一退。40-30から全集中をして逃げ切り成功しました。

タフな相手との接戦をモノにできたのはもちろん嬉しいですが、それよりも5-2から逆転された時に、今まではモチベーションと集中力が乱れていましたが、今日は点を取る取られるは別にして、自分の中では積極的に打ち続けられたことが何より嬉しいです!

明日は先週の優勝者で、韓国のBoyong Jeong選手。
今までとやるべきことは何も変えず、勝ちを自分から取りにいきます‼️

待ってるだけじゃ手に入らない勝利ってのもありますから。
  神戸MER 西村(見習い)医師

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