試合結果
海外 2025年12月14日
W15 ニュージーランド 決勝
ニュージーランド
ハミルトン
海外 2025年12月13日
W15 ニュージーランド 準決勝
ニュージーランド
ハミルトン
西村選手7ー5 6ー1 Sarah Rokusek 選手 1h34m
準決勝は、オーストラリアの19歳 Sarah Rokusek 選手との対戦でした。昨日ちらっと試合を見た感じでは、ベースの球が重く、毎球しっかり打ちながら展開するタイプでした。
実際に試合をしてみると、イメージ通りの選手で、フォアの方が展開力はありますが、何球かラリーするとバックでもストレートに展開されました。
カウンターはクロスが多かったので、先に展開されず私から展開できれば勝てると2、3ゲーム目に思いました。
ただ、まだまだ相手より先に展開するプレーには慣れず、勇気が必要です。
実際53からそれまでよりも少しだけ安全にプレーしてしまい、デュースを取られています。
やるべきことは分かっているので、買っても負けても満足するプレーをしようと言い聞かせ、55からは攻撃的なテニスで自分を表現することができました。
また、リターンは質が上がってきて中に入ってもミスせず相手が食い込むような返球をできるようになってきています。
まだまだ完成には遠いですが、日々トライするだけです。
明日の決勝、なんとしてでも掴み取りたいですが、勝つために自分の攻撃的なテニスを忘れずプレーしようと思います。
海外 2025年12月12日
W15 ニュージーランド 本戦3回戦
ニュージーランド
ハミルトン
西村選手7ー5 6ー1 五藤玲奈選手 1h34m
今日の試合は、五藤玲奈選手(18)との対戦でした。後援会の方がブログに書いていますが、五藤選手は全日本ジュニア優勝者で、グランドスラムジュニア4大会全て出場している期待の18歳です。以前の私なら、強い年下選手と対戦する時に緊張していたと思いますが、今遠征では勝ち負けよりも自分のテニスを貫くことに集中できています。
今日は実際コートに入ってみると、相手を意識しての緊張はありませんでしたが、序盤は良いプレーができていても、重い球で攻撃され少し押されているプレッシャーを感じたのと、数少ないチャンスが来た時にモノにできず、ゲームを取れないことから少しだけ緊張してしまい、一気に04へ。
ただ、緊張しているとは言え、ニュージーランドにくるまでの試合から考えると、かなり良いプレーをして自分を表現できていたので、このまま続けるだけだと言い聞かせ、やりたいテニスを貫きました。
まだまだ、34の30ー0や45、55の場面で安全に配球する場面はありますが、それでも最後は勇気を出して展開できたので、結果に繋がりました。
横浜大会で、見つかった課題であるリターンやサーブも、かなり形になってきて自分でも良い方向に進んでいるのを実感しています。
ただ、このメンタルやプレーを毎試合、常に続けられなければ本当の意味で習得したことにはならないので、引き続き課題だけに向き合って明日の決勝戦、自分のテニスに集中します。
海外 2025年12月11日
W15 ニュージーランド 本戦2回戦
ニュージーランド
ハミルトン
西村選手3ー6 6ー2 6-2Tori Russell 選手 2h26m
今日の試合は15歳の Tori Russell 選手でした。彼女もナショナルチームの一員です。
前試合が長引き17時頃入りましたが、ニュージーランドは日の入りが20時過ぎなのでまだまだ明るく、日中より涼しい20℃くらいでしたので結果オーライかもです。
ただ、午後になると風が強く吹き始め、風上や風下がはっきりしているとまだ対応しやすいですが、風が回っていたので難しいコンディションでした。
Tori Russell 選手の身長はまだそれほど高くなく。ですが、それでも165センチ弱で私より7〜8センチ高いくらいです。
試合をしてみると、テニスの技術はもちろん精神面も、とても15歳とは思えませんでした。
1stセット、Tori Russell 選手は重たい球をベースで打ってくるし、どんどん展開してくるけど、取れない球ではないしミスも所々あるなと感じていました。
ただ、31からギアを上げたのか、それまでより攻撃的でしかもミスのないプレーに変わりました。全くミスを恐れている様子もなく、オーストリア1番に納得しました。
一方で、私は回って吹く風に対応できず、攻めようとしたらホームランを打ったり、ネットの下を通ったり。
Tori Russell 選手は同じ条件で対応して、変わらずどんどん展開するしで1stセットを取られ、ストレスが爆発しそうになりましたが、ここで耐えないと絶対に勝てないと、ブレイクを挟んでなんとか気持ちを抑えました。
とはいえ、1stセットも目指すテニスをしようとできていたので、勝っても負けてもそれを続けるだけと言い聞かせて、まずは風に対応しようと思い、なんとか深くコートに返し、Tori Russell 選手より先に展開することを意識しました。
落ち着いてプレーできたのもあり、2ndセットは62。
この時には、Tori Russell 選手に余裕が無くなってきていました。
finalセットでは、かなりTori Russell 選手に疲れが見え、1ゲーム目は落としましたが、このまま同じプレーを続ければ勝てると思い、少し余裕ができて横浜大会以降、課題としていたリターンや勇気を出して攻撃するプレーもでき、その結果勝つことができて自分のプレーにとても満足できた試合でした。
Tori Russell 選手、まだ15歳なので今後強烈なライバルになると思います。少なくとも、15歳の頃の私より精神力がありますから。
海外 2025年12月9日
W15 ニュージーランド 本戦1回戦
ニュージーランド
ハミルトン
西村選手 6ー1 6ー2 Una Misic 選手 1h26m
今日の試合は15歳の Una Misic選手 でした。ニュージーランド遠征ではどんな状況でも、どんな相手でもエネルギーを自分から出し、表現する努力をすることをテーマにしています。
なので今日の試合も、もちろん勝ち負けにこだわりますが、それよりも弱気なプレーをさず積極的に、またポジティブな感情をどんどん試合の中で表現し、来年更に上のレベルで戦うための準備をしようと決めてコートに入りました。
試合は終始、主導権を握ることができ、試合が終わってみれば過去1のプレーができました。
Misic 選手は、年下と言えどもニュージーランドナショナルチームの一員です。
弱気にプレーしたくなる場面でも、自分から攻めることを忘れず、サーブは足のバネを使って力強く、リターンもポジションを上げる。
そんな私の目指すプレーができました。
15歳とは言え、私より高身長で力強い球で何度も振り遅れましたが、今日はいつもより攻撃的なプレーをしたことで相手に隙を与えず、対応される前に試合を終わらせることができたので、とても良い試合でした。
次の試合も、結果をあまり気にせず内容にこだわります。
海外 2025年11月1日
チュニジア 4週目/4 準決勝
チュニジア
モナスティル
6⑤ー7⑦ 2ー6 1h48m
こんにちは。西村佳世です。今日は久しぶりにプロゾーンの人との対戦でした。ドイツ人で20歳のMarie Vogt 選手です。左利きでフォアはスピン、バックはフラットでバックの方が展開力のあるプレースタイルでした。1stセット4ー0までは、相手選手がコートに慣れていなかったのか、リターンでいつもより少し攻撃的に打ったり、相手選手のフォアを狙ってスピンで中ロブを上げてきた時にすかさず打つというプレーを心がけると、簡単にミスをしてくれました。
ただ、3ー0のゲームからそれまでよりスコアが競りだし、内容も私が圧倒的に優位ではなくなってきていていました。それまでと違って、相手選手のフォアのスピンでバック側のコート外に追い出され、私の返球が甘くなったところをバックで展開する内容になり、流れが変わるのを感じました。
なんとか踏ん張って5ー2になりましたが、スコア的に優位なはずなのに相手に攻略されているのを感じ、正直焦りました。
5ー2からは私もスピンで返球し、相手よりミスしないようにと考え、ギリギリのポイントを取りきれず55.なんとか耐えて6ー5に。
6ー5ではセットポイントもありましたが、守ってゲームを取れないなら攻撃的にプレーしようと、リターンから強気に攻めてリターンミス。
とりあえずリターンを入れとけばよかったと思ったりしましたが、それは結果論ですし、それでもしセットを取れていても相手次第の試合になってしまうので、ミスしても攻めたのは良かったかなと思います。
6ー6タイブレークでは攻撃的にプレーしようとどんどん展開。でも、ことごとくミスし0ー5に。
ここからは、さすがにヤバいと極端にミスを減らすテニスに切り替えて5ー5に。
最後は先に攻撃を仕掛けましたがカウンターをくらってタイブレーク5ー7でセットを落としました。
ここまでの文章でお分かりになると思いますが、流れが行ったり来たりで、その度に私も極端にプレースタイルを変えていました。
2ndセットでは、攻守どちらも極端にしすぎて、流れが掴みにくくなっているのに気づき、自分にとっての良いテニスとは何なのかをずっと考えながらプレーしていました。
結局、答えは分からずあっさり2ー6でしたが、自分のテニスを見直す良い機会になりました。
まだ答えは見つかっていないので、次の大会までによく考えて答えが見つかれば、またここに書き込みます。
海外 2025年10月30日
チュニジア 4週目/4 2回戦
チュニジア
モナスティル
6ー3 6ー2 1h25m
こんにちは。西村佳世です。今日2回戦の対戦者は、ドイツ人のSophia Ksandinov 選手(18歳)でした。Sophia Ksandinov 選手のフォアハンドは威力があり、球が重たいと最初の5分間アップで感じました。バックハンドは、フォアに比べて球の威力と展開力が劣っていたため、試合ではできるだけ相手のバックを攻めることを意識しました。
また、昨日は勝てたものの、攻撃的なプレーを気持ちよくしていたかと言うとそうではなく気持ちが守りに入っていたので、今日はもっと試合を楽しむことを忘れずプレーしようと決めてコートに入りました。
ゾクゾク、ワクワクする感覚が少し戻ってきて、自信がある時ってこんなふうに試合を楽しんでたなと思い出しました。
Sophia Ksandinov 選手は、一撃必殺的なフォアハンドを持っていて、これを打たせない配球、それは強打の打ち合いをするだけでなくコースや長短、強弱など打ち分けて相手のリズムを崩す工夫をしました。
毎試合、調子や体調、気持ちが変わるのは誰でも当たり前のことなので、その日できるベストなプレーの中で相手と駆け引きして、その時の状況によってプレーを変えるも大切だと改めて昨日、今日の試合で気づきました。頭では分かっていても、それを身体が反応するようになるまでにはとても時間がかかりますが、そうしようというきっかけは試合で掴むことが多いと感じています。
明日も試合を楽しみます!
海外 2025年10月29日
チュニジア 4週目/4 1回戦
チュニジア
モナスティル
6ー4 6ー3 1h25m
こんにちは。西村佳世です。いよいよ残すところ1大会となった今週の本戦1回戦でした。今週は、メイン会場が別大会とかぶったとのことで、車で15分ほどの別会場コートでの試合となります。サーフェスの違いに慣れるための練習時間は取れませんが、それは他の選手も同じです。
今日の対戦者は、スロバキア共和国からのTamara Sramkova 選手18歳でした。身長はおそらく私と同じくらい(大きく見積もっても163センチ)くらいで、海外では珍しい小柄な選手でした。
ぴょんぴょんと軽快に動く印象で、攻撃的というよりかはミスせず球際が強いプレースタイル。小柄な選手特有の、配球を工夫しながら走り回るという自分なりの勝ち方を分かっている感じがしました。
私の今のテニスは、イージーミスを多発しないことを基盤として、前後によく動き、攻撃できる球の見極めを早くして、隙を逃さないで攻めるというプレーを心がけています。
でも、チュニジアに来て二週目の決勝以降の私は、ベースとなる球の質が悪く、浅いしミスをするしで私の中で最も自信があった部分がなかなか上手くいかないので、精神的にも技術的にも不安定になっていました。
それもあり、試合を全体的に振り返ると自分に自信を持ってプレーできておらず、恐る恐る試合している感じがあり、攻めてもいつもよりは球が飛んでいませんでした。
今日の対戦者はそういうところを見逃さず、フォアでクロスにカウンターを打ってきたり、粘り強くプレーされ、1stセットはなんとか取りきることが出来ましたが、2ndは03へ。
ここからは、上手くいかない時は誰にだってあるから、攻撃的なテニスを目指しているけど今日の試合は我慢強くプレーしようと心に決め6ゲーム連取できました。
今後につながるプレーができたとは言えず、ある意味、妥協してしまったのかもしれませんが、とにかく明日に繋げる事ができたので、今日のことは一旦忘れて、明日は試合を楽しめるように気持ちを切り替えます。
海外 2025年10月24日
チュニジア 3週目/4 3回戦
チュニジア
モナスティル
2ー6 1ー6 1h27m
こんにちは。西村佳世です。3回戦は、威力のある球でハードヒットをしてくるプレースタイルのウクライナ Masha Lazarenko 選手でした。
後援会の方がブログで書かれたように、得失全15ゲーム中で10回もデュースがあり、そのうち取れたゲームは1ゲームだけ。当然ゲームスコアは離されてしまいました。
後援会ブログでは「デュースを取りきっていれば展開が変わったかもしれない」と、分析されていましたが、実際のところは終始主導権を握られ、攻めまくるMasha Lazarenko 選手のギリギリアウトに助けられてデュースになっただけで、相手からポイントを取りにいくテニスをできていなかったことを考えると、ゲームを落としたことは必然でした。
あれだけ思いきったプレーが私もできたらなと思い、試合後の練習で吹っ切れて強打をしてみると、試合中の自分がどれだけ軽く打っていたかに気づきました。
無意識のうちに、相手の攻撃をカウンターで切り返すのではなく、かわしてボールに力が伝わらない手だけの打ち方をしていたのだと思います。
チュニジア遠征残り一週。
同じ環境で、同じ人と部屋をシェアして、変わらない顔ぶれと練習して、を3週間繰り返しているので、心身共に疲れが出てきていますが、明日は好きなものを食べたり、映画を観たりとリフレッシュして最後の週、楽しみながら攻撃的なプレーできるよう頑張ります!
海外 2025年10月23日
チュニジア 3週目/4 2回戦
チュニジア
モナスティル
6ー4 7⑦ー6③ 2h5m
こんにちは。西村佳世です。2回戦は、3年前にここチュニジアで対戦したことのあるフランス人のMargaux Komano 選手(23)でした。
1stセットは、5ー0まで相手選手の簡単なミスが連発し、一球多く返せば大丈夫と思い、自分らしい攻守をはっきりとさせるプレーではなく相手よりミスしないようにと、球の速度も抑えて、入れにいってしまいました。これは勝てたとしても今後につながる良いプレーではなかったです。
案の定5ー2になると、相手選手がそれまでミスしてくれていた球をミスせず攻撃してくるようになり、自分もそれに対抗しようと攻撃的プレーに変えましたが、前半で入れにいくテニスをしていたのでなかなか球を飛ばせず、どんどん攻撃されメンタル的にも余裕が無くなりました。
なんとか6ー4で取れて、その流れのままラリーの主導権は相手が握りつつも要所で取りきり5ー3に。
しかし、質のいい球を打とうと思っても球が飛ばなかったので、腰が引けて身体も浮いた状態になって足から力を伝えられていなかったのだと思います。
5ー4の40ー15とマッチポイントもありましたが、簡単なミスをしてしまったり、Komano 選手も首をひねるような納得できないジャッジに感情を抑えることができず、プレーも乱れて5ー6の15ー40に。
流れは悪く、セカンドセットを落とすと負けるかもと、なんとか冷静さを取り戻して、自分のやるべきことだけに集中し調子を戻すことができました。
精神的にかなりキツかったですが、また戦略的ではない相手のミス待ちテニスをしてしまった罰です。明日に繋げることができてほっとしていますが、反省も多い試合でした。
海外 2025年10月22日
チュニジア 3週目/4 1回戦
チュニジア
モナスティル
6ー0 6ー1 1h4m
こんにちは。西村佳世です。チュニジア遠征後半の3週目に入りました。アドレナリン効果で試合中は気になりませんが、コートから出た途端に左足疲労骨折をかばう右足臑骨がズキズキ痛みます。多くの選手が、身体のどこかにこんな不調を抱えながら必死で戦っているんだろうと気合いを入れますが、故障治療で何ヶ月もテニスができない辛さを経験しているので、今週も無理をし過ぎないように、でも全力で頑張ります!
1回戦は、ベルギーの Kaat Coppez 選手(20歳)でしたが、今日の試合は4試合目と今までで一番遅いスタートで、試合前に正直なところ待ちくたびれました。
十分過ぎるほどアップやイメトレをしましたが、まだ前試合は第1セット。ほんの少し横になり5分ほど経って一応スコアを確認しようと見てみると、急遽私の試合が空きコートに変更されていて、すぐ試合が入ることになり大慌てでコートに。
日本時間でその時はもう深夜1時頃だったので、ブログを書いて応援してくださっている方のためにも全力集中で頑張ろうと試合に臨みました。
少し弱気なプレーをしてしまった場面もありましたが、ほぼ攻撃的にしつつ相手選手よりミスの少ないプレーができ、勝つことができました。
海外 2025年10月19日
チュニジア 2週目/4 決勝
チュニジア
モナスティル
1ー6 2ー6 1h12m
こんにちは。西村佳世です。チュニジア2週目(2大会目)決勝戦までたどり着きました。対戦者は、フランス人のEleejah Inisan 選手17歳。たまたま試合をしているのを見かけましたが、かなり強敵だなと思いました。ジュニアグランドスラム出場者と分かりましたが、関係なく自分のテニスを貫くだけと試合に臨みました。
Eleejah Inisan 選手は、フォアはスピンでじわじわと攻めてきて、バックはクロスにフラット気味で強打、サーブはキックサーブがメインで、全体的にミスが少ないオールラウンダーでした。
1stセットは、Inisan 選手のミスをせずじわじわと攻撃してくるプレーに対して、攻撃に徹するでもなく守りに入るわけでもなく中途半端なプレーをしてしまい、あっという間に1-6で落としました。後援会の方のブログ、電話での父情報によるとわずか22~23分だったとか。チェンジエンドの時間を引くと、インスタントヌードルができるより早く1ゲーム消化したなんて。。
私も前までどちらかというと今日の対戦者に似たプレースタイルだったのでよく分かるのですが、今日の私のような突破口を見つけられず、攻めるでも守るでもなく中途半端なプレーをしている選手が1番やりやすかったんだろうと思います。分析をして問題点と改善策を思い付きますが、試合中にその対策プレーをなかなかできないのが悔しいです。
それでもこのままじゃダメと思い、2ndセット中盤からは思いきって攻撃することにして相手のバックに打ち、強打の打ち合いから早いタイミングで展開しようと試みるとだんだんかみ合ってきて、1-3から3-3にもつれそうになりました。
でも、攻撃が安定していない私に比べてInisan 選手は無理せずミス少なく攻撃してくるので、デュースやブレイクポイント等、大事なポイントを取りきれなかったです。
なぜ、無理せず攻撃されるのか。相手のフォアスピンが跳ねるので、だんだんコートの外に追いやられ、ポジションを下げられるので、後ろからではなかなか展開できないと試合中に感じましたが、その対策を打つことができないままに負けてしまいました。
来週や再来週、もう一度戦う機会があれば、次は相手のフォアスピンに対しては身体が浮かないことを意識して早いタイミングでボールを捉えること、私の得意なバックのクロスラリーからの展開に持ち込めるようにすること、最初からミスを恐れずどんどん攻撃して相手にプレッシャーを与えるテニスをしてどんな展開になるのか試してみたいです!
チュニジア遠征も残り2週。
結果にとらわれすぎず、いろんなことを感じて吸収して、より多くのスタイルを身に付けられるようベストを尽くします!
応援、ありがとうございました。
西村選手6ー4 6ー3 India Houghton 選手 1h53m
今日のお相手は、本戦唯一のアメリカ人 India Houghton 選手(22歳)です。ブログで大将さんが書いていますが、予選から上がってきて本戦で3人のシード選手を破っての決勝進出です。左利きで、どちらかというとスピン系のボールでフォアの回り込みが多く、一発屋とは逆のミスせずじわじわ攻撃してくるタイプでした。
ファーストセットはデュースをものにできて、なんとか3-0、4-2とリードしていましたが、ゲームスコアほどの差はなく、ぎりぎりチャンスを掴んでスコアを離すことができたので、全く気が抜けませんでした。
私から先に展開して攻撃できている時は明らかにポイント獲得率が高いですが、少し安全にプレーした時はほとんど相手のポイントになっていました。
ここから分かるように、私が勇気を出してとにかく展開すれば良い話ですが、相手の弾むボールを高い位置で取っていると、どうしても身体が浮いてきてボールまでの足が足りず手打ちになってしまい、ミスが増えるのでなかなか攻撃できません。
4-4に追いつかれてからは、身体が浮いているから攻撃できないことを自分で理解していたので、身体が浮かないよう足数を増やして1番打ちやすい打点で打つことを意識して、なんとか第1セット6-4。
第2セット、第1・3ゲームのデュースを取ることができて4-0。そこからは India Houghton 選手が開き直ってバコバコ打ってくるのに対し、少し動揺してネガティブな感情が出そうになりましたが、それは今回の課題である、"ポジティブな自分を試合の中で表現する''とは真逆なので冷静さを忘れず、なんとか耐えて勝つことができました。
正直、横浜大会前のメンタルやテニスだと今日の相手には厳しかったと思います。
でも今回の遠征で、課題だけに向き合って日々取り組めば結果は自然とついてくることの本質を理解した気がします。
このまま、タウランガに移動して次の大会を戦います。
たのしみだー!
ちなみに今日はサーブにとても助けられました。
大事な場面で2回連続エース✖️2、合計6本エース。
156センチのチビ、頑張りました😏