試合結果

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海外 2025年10月23日

チュニジア 3週目/4 2回戦

チュニジア モナスティル

6ー4 7⑦ー6③ 2h5m

こんにちは。西村佳世です。
2回戦は、3年前にここチュニジアで対戦したことのあるフランス人のMargaux Komano 選手(23)でした。

1stセットは、5ー0まで相手選手の簡単なミスが連発し、一球多く返せば大丈夫と思い、自分らしい攻守をはっきりとさせるプレーではなく相手よりミスしないようにと、球の速度も抑えて、入れにいってしまいました。これは勝てたとしても今後につながる良いプレーではなかったです。

案の定5ー2になると、相手選手がそれまでミスしてくれていた球をミスせず攻撃してくるようになり、自分もそれに対抗しようと攻撃的プレーに変えましたが、前半で入れにいくテニスをしていたのでなかなか球を飛ばせず、どんどん攻撃されメンタル的にも余裕が無くなりました。

なんとか6ー4で取れて、その流れのままラリーの主導権は相手が握りつつも要所で取りきり5ー3に。
しかし、質のいい球を打とうと思っても球が飛ばなかったので、腰が引けて身体も浮いた状態になって足から力を伝えられていなかったのだと思います。

5ー4の40ー15とマッチポイントもありましたが、簡単なミスをしてしまったり、Komano 選手も首をひねるような納得できないジャッジに感情を抑えることができず、プレーも乱れて5ー6の15ー40に。

流れは悪く、セカンドセットを落とす負けるかもと、なんとか冷静さを取り戻して、自分のやるべきことだけに集中し調子を戻すことができました。

精神的にかなりキツかったですが、また戦略的ではない相手のミス待ちテニスをしてしまった罰です。明日に繋げることができてほっとしていますが、反省も多い試合でした。
海外 2025年10月22日

チュニジア 3週目/4 1回戦

チュニジア モナスティル

6ー0 6ー1 1h4m

こんにちは。西村佳世です。
チュニジア遠征後半の3週目に入りました。アドレナリン効果で試合中は気になりませんが、コートから出た途端に左足疲労骨折をかばう右足臑骨がズキズキ痛みます。多くの選手が、身体のどこかにこんな不調を抱えながら必死で戦っているんだろうと気合いを入れますが、故障治療で何ヶ月もテニスができない辛さを経験しているので、今週も無理をし過ぎないように、でも全力で頑張ります!

1回戦は、ベルギーの Kaat Coppez 選手(20歳)でしたが、今日の試合は4試合目と今までで一番遅いスタートで、試合前に正直なところ待ちくたびれました。

十分過ぎるほどアップやイメトレをしましたが、まだ前試合は第1セット。ほんの少し横になり5分ほど経って一応スコアを確認しようと見てみると、急遽私の試合が空きコートに変更されていて、すぐ試合が入ることになり大慌てでコートに。

日本時間でその時はもう深夜1時頃だったので、ブログを書いて応援してくださっている方のためにも全力集中で頑張ろうと試合に臨みました。

少し弱気なプレーをしてしまった場面もありましたが、ほぼ攻撃的にしつつ相手選手よりミスの少ないプレーができ、勝つことができました。
海外 2025年10月19日

チュニジア 2週目/4 決勝

チュニジア モナスティル

1ー6 2ー6 1h12m

こんにちは。西村佳世です。
チュニジア2週目(2大会目)決勝戦までたどり着きました。対戦者は、フランス人のEleejah Inisan 選手17歳。たまたま試合をしているのを見かけましたが、かなり強敵だなと思いました。ジュニアグランドスラム出場者と分かりましたが、関係なく自分のテニスを貫くだけと試合に臨みました。

Eleejah Inisan 選手は、フォアはスピンでじわじわと攻めてきて、バックはクロスにフラット気味で強打、サーブはキックサーブがメインで、全体的にミスが少ないオールラウンダーでした。
1stセットは、Inisan 選手のミスをせずじわじわと攻撃してくるプレーに対して、攻撃に徹するでもなく守りに入るわけでもなく中途半端なプレーをしてしまい、あっという間に1-6で落としました。後援会の方のブログ、電話での父情報によるとわずか22~23分だったとか。チェンジエンドの時間を引くと、インスタントヌードルができるより早く1ゲーム消化したなんて。。

私も前までどちらかというと今日の対戦者に似たプレースタイルだったのでよく分かるのですが、今日の私のような突破口を見つけられず、攻めるでも守るでもなく中途半端なプレーをしている選手が1番やりやすかったんだろうと思います。分析をして問題点と改善策を思い付きますが、試合中にその対策プレーをなかなかできないのが悔しいです。

それでもこのままじゃダメと思い、2ndセット中盤からは思いきって攻撃することにして相手のバックに打ち、強打の打ち合いから早いタイミングで展開しようと試みるとだんだんかみ合ってきて、1-3から3-3にもつれそうになりました。
でも、攻撃が安定していない私に比べてInisan 選手は無理せずミス少なく攻撃してくるので、デュースやブレイクポイント等、大事なポイントを取りきれなかったです。

なぜ、無理せず攻撃されるのか。相手のフォアスピンが跳ねるので、だんだんコートの外に追いやられ、ポジションを下げられるので、後ろからではなかなか展開できないと試合中に感じましたが、その対策を打つことができないままに負けてしまいました。

来週や再来週、もう一度戦う機会があれば、次は相手のフォアスピンに対しては身体が浮かないことを意識して早いタイミングでボールを捉えること、私の得意なバックのクロスラリーからの展開に持ち込めるようにすること、最初からミスを恐れずどんどん攻撃して相手にプレッシャーを与えるテニスをしてどんな展開になるのか試してみたいです!

チュニジア遠征も残り2週。
結果にとらわれすぎず、いろんなことを感じて吸収して、より多くのスタイルを身に付けられるようベストを尽くします!
応援、ありがとうございました。
海外 2025年10月18日

チュニジア 2週目/4 準決勝

チュニジア モナスティル

6ー1 6ー3 1h24m

こんにちは。西村佳世です。
チュニジア2週目(2大会目)の準決勝で、お相手はロシアのMaria Golovina 選手(18歳)で、私が年内目標にしているWTA500番以内まであと一歩の選手で、試合の空き日に一緒に練習していました。

ですから、ある程度相手のプレースタイルを理解しているいるつもりでしたが、試合と練習とでは全く違いました。
練習ではフォアでどんどん攻撃してくるなと感じていましたが、試合をしてみると実際はバックの方が得意で何度もストレートにエースを決められました。

1stセットは、どちらかというと先に展開されることが多く、切り返して食らいつくポイントが多かったです。
最終的にゲームを取れても、ほとんど主導権を握られているので、自分から打つポイントを増やさないと、数センチのアウトが入ってきた時にポイントを取れなくなるという焦りはありました。

リードされていてもどんどん攻撃してくるので、全く気を抜けませんでしたが、フォアとサーブは怪しい場面があり、緊張するとミスが増えたり入れにいくサーブが多いと感じ、そこが抜け穴でした。

2ndセットは、相手のメンタルが少しずつ崩れてきて2ー0の時にそれまで以上に私も攻撃的なプレーをして一気にたたみ掛けることを意識しました。

相手の心情はおそらく、1stセットでは先に主導権を握りつつも、ギリギリ返されて最後ミスが出てしまい、ミスせず今のプレーを続ければ勝てるという感じだったと思います。
ただ、2ndセットからはそれまで以上に攻撃的なテニスをしてきて、為す術が無くなりメンタルが崩壊したのではないかなと思います。私もつい前までよくそうなりましたから。

4ー0からちょっとしたアクシデントもあり、相手が冷静になってきて一気に4ー2になり、ここで抑えないと勢いづくと思い、少し焦りが出ましたが、自分のやるべきことに集中するという課題を思い出し、攻撃的にプレーし6ー2で逃げ切ることができました。

相手選手はメンタルに波があると感じましたが、まだ18歳。私も19歳ですが、この一年でやっと少しずつ冷静にプレーできるようになってきたところなので、彼女もメンタルを強くして更に強敵になると思います。
また試合したいな。

明日はいよいよ決勝。
気負わず、結果は後からついてくるので、やるべき事だけ集中して勝ちを掴み取れたらと思います!
海外 2025年10月17日

チュニジア 2週目/4 本戦3回戦

チュニジア モナスティル

6ー1 6ー3 1h24m

こんにちは。西村佳世です。
チュニジア2週目(2大会目)の本戦3回戦は、中国の LAN Mi 選手(20歳)でした。オールラウンドなプレーで独特の雰囲気がある選手で、昨日チラッと試合を見ましたが、粘り強いプレーと独特の雰囲気からか、相手選手が終始イライラしているのを見て、冷静にいつも通りのプレーをすることだけ集中しようと心に決めてコートに入りました。

今日の試合も出だしは好調で、最初からいつもよりリラックスしてどんどん攻撃的にプレーでき3ー0。
そこからはそれまでよりも少しMi選手が粘り強くプレーしてきて私も展開する頻度が落ち、流れが変わりそうになりましたが、自分が打てばポイントを取れると言い聞かせて、攻撃的なプレーを持ちなおし6ー1。

2ndセットは最初から急にギアを上げてそれまでよりも重く速い球で攻撃してきたMi選手に対応しきれず0ー1。
このまま相手に勢いをつけては、後々自分にプレッシャーがかかってくるので、ストレートで終わらすためにはこのゲームが重要な鍵になると思い、向かってくる相手に対して私も負けじと声を出して踏ん張りました。

1ー1からはバックのクロスラリーに持っていき、ミスせず打てそうな球はストレートへ展開。それまでは我慢強くプレーすることで先に相手がストレートへ仕掛けてミスすることも多々あり、私はバックのストレートが武器なので、私の得意なプレーで試合を進めることができました。

5ー1からは私の悪い癖が出て、少しホッとしてしまい、リターンミス連発からの長いデュースを落として5ー3に。
最後は得意のバックストレートで試合が終わりました。

昨日までは、コートになかなか対応できず、球が飛んでいませんでしたがやっと気持ちよくプレーできる状態になりました。

「安定感」が私の自信のあるところなのですが、チュニジアに来てからはそれが無く、簡単なミスも沢山してしまい不安になっていましたが、ようやくでコートに慣れて自信が戻り、今日は自分の中では良い試合ができたのでそれが一番嬉しいです!
海外 2025年10月16日

チュニジア 2週目/4 本戦2回戦

チュニジア モナスティル

6ー3 6ー4 2h14m

こんにちは。西村佳世です。
チュニジア2週目(2大会目)の本戦2回戦は、ポーランドの Barbara Straszewska 選手(19歳)でした。

今日も175センチほど身長のある選手との対戦でした。
出だしは順調で、長いデュースをモノにでき、Straszewska 選手のちょっとしたミスにも助けられ4ー1に。ただ、ここからはお互いバックが得意でフォアはどちらかというとスピン系なので、バックラリーからどちらかが先に仕掛けないと永遠?と思うほど長いラリーが続き、デュースを取りきれず2ゲーム連取されて4ー3に。

ここで私が風上になった時、Straszewska 選手がロブを前に入って打ってこないことに気づき、風を利用して相手のバックにロブを打ってチャンスがくるまで粘り、攻撃できる球がきたら打つというテニスに切り替えて、勝負所の5ー3から7回ほどの長いデュースを取りきり6ー3で1stを取りました。5ー4になってたら気分的にキツかったかもです。

2ndセットは長いデュースから1stセットを取りきったことにホッとしてしまい、リターンミスを連発。Straszewska 選手も勢いにのり、それまではバックのクロスラリーが多かったですが、少しずつストレートに打ってくる回数が増え、主導権を握られて、あっという間に0ー4。

前の中国遠征からですが、リードされても焦ったりイライラしたりせず、自分のやるべきことだけに集中するという言葉の本質が分かり、少しずつですが実行できるようになってきました。

それもあり、0ー4からでも落ちついてとにかく深く返しながら、隙があれば前に入って攻めるという基本的なことを意識して2ー4に。

ここからは長いデュースの連続で気持ちも体力もキツく、寿命が5年縮まった気がしますが、なんとか踏ん張って6ゲーム連取できました。

今日は4回以上の長いデュースをほとんど全て取りきることができたので、勝つことができましたが、もし取りきれていなかったら負けていたかもしれません。

キツイ試合を勝ちきったことを自信にして、明日の試合も自分のテニスと向き合って頑張ります!
海外 2025年10月14日

チュニジア 2週目/4 本戦1回戦

チュニジア モナスティル

6ー1 6ー2 1h27m

こんにちは。西村佳世です。
チュニジア2週目(2大会目)の本戦1回戦は、イタリアのGiulia Alessia Monteleone選手(27歳)との対戦でした。ブログで後援会の方が書いているようにモデルさんのような女性でやはり背は高かったです。

試合は、Monteleone選手のサービスゲームからのスタートでした。サーブは抑えているのかイン率は高いですがスピードは遅めでした。自分で打ちにいかないといけない反面、男子並みの速くて強烈なサーバーに悩まされたことも多いので、私にとってはラッキーでした。

最初の2ゲームでMonteleone選手の特徴をなんとなく掴めましたので、それを基に戦略を立てましたが3ゲーム目の長~いデュース(7回アゲイン)で身体が重くなってしまい焦りました。スタミナには自信があったのですが、大きい選手よりチビの私は消費カロリーが多いのと、食事で必要な栄養素が取れていないのかもしれません。できるだけ好き嫌いせず食べるように心掛けていますが、父の雑食遺伝子を継いでいないようです。

長い3ゲーム目が終わったブレークタイムのおかげか、身体の重さは気にならなくなりましたが、その代わりにゲームが進むにつれて足首にちょっとした痛みが出てきました。
積極的に前で打つように心掛けていましたが、ほんの少し痛みを気にするだけでダッシュが遅れるのか、ネットミスがいつもより多いと感じました。
そこでラケットの中心で捉えることに集中しました。

チュニジアで先週からの課題「高く跳ねる球対策」がまだ完成していなくて、特にバックハンドは高い打点から押さえ込むだけの握力と腕力が不足しているので浮いてしまいがちです。
後ろに下がって落ちてくる球を自分のベストな高さで打つという過去の打ち方をしたくなりますが、それでは今以上のクラスで戦えませんので、勝ち負けを別にして今の課題に取り組んでいきます。

明日は休みで2回戦は明後日16日ですので、リカバリーをしっかりとします。いつも応援いただき、ありがとうございます。
後援会の皆様、楽しいブログありがとうございます。
海外 2025年10月10日

チュニジア 1週目/4 本戦3回戦

チュニジア モナスティル

2ー6 4ー6 1h31m

こんばんは。西村佳世です。
今日の本戦3回戦の相手は、スペインの Claudia Ferrer Perez 選手19歳でした。私より大きい選手がほとんとですが、Perez 選手も175㎝くらいの長身、特に1stサーブが強烈で6回ものエースを決められました。また、攻撃的にプレーしつつも緩急を混ぜてくる相手でした。

球が遅くなり跳ねる特性をもつチュニジアのコートで私は、自分の肩よりも高い打点で打たされることが多いなか、Perez 選手は高い打点からでも振り抜いて強打できるパワーと身長を持っていたのと、私がブレイクポイントを握っていても1発で流れを変えれるほどのサーブを武器として持っていたのが今日の勝敗を左右した一因と感じました。

跳ねるコートでチビの私が打点を自分の肩までにするには、跳ね上がりを半歩前で捉えて打たなくてはなりません。半歩前で打つには身体が浮いてこないよう、重心を低くして時間に余裕があればあるほど打ちやすいです。でも今日の私は先に身体が浮いてきてしまい少しずつ反応が遅れ、ベストから程遠い高い位置で打たされ中途半端な場所に返球の結果、狙い打ちされるということの繰り返しでした。

サーブに関しては、ファーストサーブの確率が80%を超えているのを60%くらいになってもいいからもっと振って速いフラットのサーブを打つべきでした。相手の気持ちを考えたときに確率が高くても脅威に感じないサーブだと、リターンで先に展開できるので気持ちが楽だったんだろうなぁと試合後に気付きました。

試合をする度に課題が見えてきます。まだまだ伸び代だらけ?と良いように考えて明日からの練習に取り入れ、2週目に備えます。
海外 2025年10月9日

チュニジア 1週目/4 本戦2回戦

チュニジア モナスティル

6ー2 6ー3 1h36m

こんばんは。西村佳世です。
今日の本戦2回戦は、エストニアのCarol Plakk 選手23歳でした。ゲームカウントと試合時間が昨日とピッタリ一緒でした。

Plakk 選手は、これといった決め球は打ってきませんでしたが、ミスが少なく中ロブがベースの球で、私にとっては少し厄介でした。前遠征でもこのつなぎテニスに苦戦して、帰国後に練習を積みましたが。

ファーストセットはバックにきた中ロブを前に入ってタイミングを早めて返球し、相手の時間を奪いながらドライブボレーなど、積極的な攻撃できていました。
ただ、中ロブをタイミング早く打つには、正確に打ちやすいポジションに入らなくてはなりません。まだそのテニスを習得している最中で慣れていないので、なかなか疲れます。。


試合の序盤にまず思ったことは、少しでもスコアが互角になると、相手に攻められる怖さはないですが、ミスをしてくれない怖さが出てくることです。
スコアが競ってきた時に、どんどん攻撃してくるけどミスがある選手か、決定打はないけどミスをしてくれない選手なら、私はミスをしてくれない選手の方がやりにくいと感じます。理由は自分から攻撃してポイントを終わらせないといけないという変なプレッシャーがかかるからです。
なので、1ポイントも気を抜かず、スコアが互角になってこないよう集中して5-1に。

ただ、前にも書きましたが正確にポジションに入るためにいつも以上に動くのと、風が強く、風下の時は特にエネルギーを使うので疲れて足が動かず5-3に。

最後は気合いで乗り切りましたが、前に入ってどんどん攻撃するテニスを最初から最後まで続けるために、体力面を今まで以上に鍛えなくては💪です。
海外 2025年10月8日

チュニジア 1週目/4 本戦1回戦

チュニジア モナスティル

6ー2 6ー3 1h36m

こんばんは。西村佳世です。
今日は、チュニジアでチャレンジする4試合の1試合目の本戦1回戦。つまりチュニジア初戦でした。
対戦者はイタリア人の Benedetta Ortenzi 選手22歳でした。身長は170センチくらい?欧米の人の中では普通ですが、私はいつも見上げてます。笑

今日は、全体的に目指している攻撃的なプレーはできました。
Ortenzi 選手は、スピン系の球で展開してくるタイプでした。
風上の時は積極的にドライブボレーに出ましたが、今日はバック側にきたドライブボレーの処理がうまくいかず、打ちやすい位置で打てていなかったので、いつも以上にミスが出ましたが、プレー自体は悪くなかったです。

風下の時はスピンで展開されるとだんだん身体が浮いてきてしまい、次の球の反応が遅れましたが、浮いてきていることに気づいて浮かされないように対処しようとできたところは、いつもより冷静に判断できたかなと思います。
いつも今日くらい冷静に判断ができてベストを尽くせれば負けたとしても悔いは残らないのですが。

明日も今日のように頑張ります!
国内 2025年9月26日(金)

三菱電機ビルソリューションズ全日本テニス選手権100th 予選決勝(9月26日)

群馬県 清水善造メモリアルテニスコート

6ー2 3ー6 5ー10

こんばんは。西村佳世です。
応援ありがとうございました。

予選決勝の相手は左利き特有のサーブから攻撃的に展開する松田鈴子選手。
試合の正直な感想は、一言で言うと全く❌

これは、
調子が上がらなかったやファイトできなかったの❌ではなく、試合内容が❌でした。

1stセットは62で取れたものの、練習している攻撃的なテニスではなくサービスライン付近、相手のチャンスボールなるような着地点に何球も連続してボールがいってしまうほど飛ばせられませんでした。
力んでいるわけではなかったので、やはり気持ちです。

2ndセットで、相手のミスを期待してしまっている自分に気づき、どんどん攻撃的にプレーしようと言い聞かせますが、頭で分かっていても身体がそのように動かず、スピン量が増え、いつもよりスピードが落ちて、ネットの10センチほど高い場所を通るので、攻めても相手に追いつかれてしまいます。

松田選手も、もちろん強くてやりにくかったですが、もっといいパフォーマンスで戦いたかったと後悔。でも、みんなその日の身体のコンディションや気持ちに問題を抱えて試合に出てるわけで、自分だけベストコンディションで試合に臨めていたらなんて「たられば後悔」するなら、身体はともかく気持ちだけでもベター、ベストに整えろってことですね。

せっかく疲労骨折、膝、腰、肩、角膜と1年近くも故障に悩まされ、身体に欠場するほどの問題がない今なのに、中3からの課題である「相手のミスに期待せず、攻めのテニスを続ける」は、できる日とできない日が入り混じっています。

勝ち負けに関係なく、攻めのテニスができたかと思えば、翌日はできなかったり、正直この気持ちのブレは何が原因で起きるのか分からず、今は自信レベルを高めるためにベースの球の質を上げるしかないと反省しています。

次の遠征はおそらく海外。武者修行してきます。
国内 2025年9月25日(木)

三菱電機ビルソリューションズ全日本テニス選手権100th 予選2回戦(9月25日)

群馬県 清水善造メモリアルテニスコート

6ー1 6ー1 

こんばんは。西村佳世です。
予選2回戦の対戦者は、今年のユニクロ全日本ジュニア選手権U18を16歳で優勝した三枝夏子選手でした。

昨日少しだけ試合を見ましたが、ミスが少なく安定したプレーをする選手だという印象を受けました。

とにかく最初からギアを上げて、自分にプレッシャーをかけ過ぎず、相手が誰であれ目の前のポイントに集中しようと心に決めて臨みました。

三枝選手は、とても安定していてラリーでミスをしないので、ミスを誘えるように先に攻撃を仕掛ける戦い方を貫き通しました。

今日は調子が良く、そんな積極的な先制攻撃がうまくいきましたが、もし後手に回って三枝選手のペースにされていたら結果は違っていたと思います。

三枝選手はまだ高校1年生。
私も初めて全日本選手権に出場したのは高校1年生の時で、その時にプロとジュニアの違いに気付かされ、3年経った最近、やっとその差を少しずつですが埋めることができるようになってきました。

どこか自分に似ていると感じる三枝選手とは、またどこかの試合で対戦できるのが楽しみです。

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