横浜慶應チャレンジャー 予選決勝(後援会)
今日も1ラン9時30分開始です。リタイア組ですが何かとやることがあって10時頃にライブ映像を見ると・・・なんと既に第1セットを取られていました。たぶん20分ほど。1・3ゲームのサービスキープをしているものの、Kristiana Sidorova 選手のサービスゲームはストレートか1点しか取れず、第1セットの取得点は西村選手11点、Kristiana Sidorova 選手27点と圧倒的な差です。
対戦者のKristiana Sidorova 選手は、西村選手が昨日試合結果で書いてるように中国遠征1週目の決勝で対戦したことがあるロシア人の同い年です。あの時は、マッチポイント何本かありながら取り切れず負けましたが、その後勝ちまくってるのか僅か3ヶ月で500位以内にランキングアップしていますね。身長差ハンディは否定できず、遠近法を考慮したとしてもスクショのとおり大人と子供みたいです。
西村選手がワイドショットを打ってもKristiana Sidorova選手が4~5歩で長い腕を伸ばしたら届きますが、逆だと西村選手が7~8歩ダッシュしてやっとですから、見ていて痛々しいというか小さい体で一生懸命戦ってるんだなあと、いい歳をしたおじさんが元気をもらっています。
さて、第2セットは西村選手のサービスからスタート。4回のデュースの末落としますが次のKristiana Sidorova 選手サービスをブレイク成功。これは大きいです。第1セットの内容から自分のサービスゲーム死守が絶対の中で初っぱなから落とし焦ったと思いますが、次を初ブレークできたことで安心とブレークできたことが自信につながるかも。が、次のサービスゲーム40-30から残念ながら落としました。次の第4ゲームKristiana Sidorova 選手サービスゲーム、踏ん張り所ですがキープされて1-3。
ただ、第1セットの得点推移と比べると、一方的ではありません。また、長くハードなラリー戦に力負けしているわけではなく十分に打ち合えています。吹っ切れたのかリードされていてもバックやサイドのギリギリを強打で狙っていて本人が気にしている「守りに閉じこもってしまう」ことにはなっていません。ただ、西村選手が常に全力モードなのに対して、Kristiana Sidorova 選手はラリー中は余裕を残し、西村選手の決め球を取りにいくときに全力モードにしているような。ラリー中に手を抜いているようには見えませんが、少なくとも西村選手のように全力モードでないことは見ていて分かります。
残念ながら第2セットも2-6で負けましたが、「勝てたけど自分の目指すテニスができなかった」よりも「自分の目指すテニスを貫いて負けた」今日の方が今後のために良かったと思います。信じたいです。信じます!
他のスタッフがやっていて恒例になっているので、私もデータで振り返ります。
取得点は34対59。ただ第1セットが11対27でしたので第2セットは23対32と健闘しています。第1セット西村選手2K2B、Kristiana Sidorova 選手4K。第二セット同じく1K3B、3K1Bでした。